2024年の新年がスタートした途端、能登地方を中心とした大地震で大好きな石川県や富山県、福井県といった北陸地方が大きな被害にあってしまいました。
やっと数年続いて来たコロナも収束に向かい、これからまた頑張っていけると思っていた矢先、この大災害です。
日に日に被害が拡大している様子を、心配で注視しているこの数日です。
今回の地震を心配して私達にも声をかけてくれる方がいらっしゃるので、まずは自分達家族含めてスタッフ達もみな元気です。ありがとうございます。
わたくし個人でいえば、実は情けない事に年末の29日夜から体調が悪化し、最終営業日の30日を休んでしまいました。
ご予約いただいていたお客様やスタッフに迷惑をかけてしまい、申し訳ない年末でした。
念のため、クリニックで検査をしてもらったところ、コロナもインフルエンザも陰性だったので風邪薬を処方してもらい自宅で療養する年末・年始となりました。
1月1日のあの地震があった時も、自分は朝から自室ベッドで過ごしていました。
家族の皆は、食料品の買い出しにスーパーに出かけて帰って来たのがちょうど3時50分ぐらい。
自分も自室から出て家族を迎え、買い出しの様子などを聞いてまた2階に戻りました。
と、その時にあの地震がやって来ました。
今までに感じたことが無いぐらいの縦揺れ横揺れが連続的にやって来て、立っているのがせいぜいな感じ。
これはヤバイと思って1階にいる家族のもとへ走っていったら、みんなはキッチンの食卓の下に身を隠して子供達を抱える様にして小さくなっていました。
2階でガラスの割れる音や大きな物音が聞こえたり、これは大変だと思いました。
我家は築年数が古く、しかもシロアリに食い荒らされているので、倒壊の危険もあると思いダイニング横にあるテラスの窓を開け、1回目の揺れが収まったと同時にテラスに出ようとして子供達をまずテラスまで出し、玄関へ車のカギや靴を取りに行っている時に2回目の大きな揺れが来ました。
もう、大慌てでてんやわんやで靴を履き外に出て車で待機しました。
その間も、携帯はけたたましく防災音を鳴らし、これは今までにない感じがしました。
車で待機した後、やはりお店も心配だったのでお店の状況を確認しに行きました。
お店の中は、鏡が倒れていたり商品が散乱していたり、植木鉢が倒れていたりで大きな被害はないように見えました。
鏡が1台、固定してあるビスが取れて枠の木が壊れたので、使用不可の状態なぐらいで、営業には問題ないという状況でした。
自宅の方は、2階自室の照明器具が落ちて照明のガラスが割れたのと食器が数点割れたこと。
玄関の壁にヒビが入り、装飾のタイルが割れたぐらいで不幸中の幸いというか・・
やっとコロナから解放されて、石川県にもたくさんの観光客が来てくれていた矢先の今回の地震。
自分達もつい2ヶ月ほど前に、和倉温泉に宿泊してきたばかりです。
その時も加賀屋をはじめ、どこの温泉施設も満室でした。
正月ムードも、一瞬で無くなり大地震以降の余震がまたひどく今も時々ぐらっときます。
お客様にも、たくさんの能登関係者がいらっしゃいます。
本当にこれ以上の被害が出ない事を、祈るばかりしか自分達には出来ませんが何とかとりあえずこの余震や雨がはやく止んで欲しいです。
石川の地震、東京の飛行機事故、九州の火災と大変な新年となりましたが、いつもと変わらない日常を送れている自分としては、感謝しつつ淡々と日々頑張っていこうと思います。