ボブスタイルって一見するとみんな同じに見えるのですが、良く観察してみるといろいろと変化があることがわかります。
それは、長さの変化だったり段の入れ方であったり、毛量調整だけでもずいぶんと違ったボブに見えたりします。
そんなバリエーション豊富なショートボブが、いつの時代にも人気で世代を選ばずオーダーの多い髪型です。
今日いらっしゃったお客様もそんなお客様でした。
襟足の短いショートボブ
今日いらっしゃったお客様は、この春に中学3年生になる方で結ぶのも飽いたのでちょっと短めのボブにしたいというオーダー。
現在の髪は、肩下5cmぐらいの切り揃えたボブスタイル。
ここから、こんな感じのショートボブに。丸みがあってちょっと軽めの感じにしていこうと思います。
でも、軽いと言ってもスカスカな感じではなく「適度に重さもあってちょっと軽い」そんなところを狙って切っていきたいと思います。
まず、バックの髪からカットスタート。襟足いっぱいぐらいにラインを設定して丸みが出る様に少し毛先に細かな段を入れながらカット。
こんな感じに、乾かすだけで自然な丸みが出る様になればOK。
次は、今切ったバックのラインに合わせてサイドをカット。
サイドも同様に、丸みを意識して切っていきますぞ!!
サイドとバックのカットが終わったら、トップに軽く段を入れてカットの終了。
ドライヤーで乾かすとこんな感じに↓丸みが出るショートボブになってくれます。
まぁー、これでもいいのですが、ここから毛量調整と質感カットでもう少し軽さと自然さを出していきます。
質感カットというのは、毛先をジグザグにカットしたり髪の束に意図的に切り込みを入れたり、乾かした時に髪に表情が出る様にする事を「質感カット」と呼んでいます。
これがきれいに出来ていると、ただ乾かしただけでも何となく今風のスタイルになってくれるのでとっても大事だったりします。
で、毛量調整と質感カットを施した完成形がこんな感じになりました!
なんとなくボテッとしたショートボブが
こんな風にスッキリしました。ドライヤーで乾かしてちょこっとハンドブローするだけで、スタイルになってくれます。
ショートボブのいい所って、こんな風に手入れがしやすい事と飽きのこないシンプルな所がいいんですよね。
3ヶ月ぐらい十分持ってくれるので、忙しい人にももってこいです。
バリエーションとしては、もっと段を入れてもいいし、もっと短くてもいいし、パーマをかけてもっと丸くしてもいいしいろいろと変化させれます。
もちろん、ヘアカラーでがらりと変えてもオシャレですし。
オカッパさんも、あなどれませんね!
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