こんばんわ、美容室ウプスいすです。
昨日は月曜日でお店はお休み。いつもの様に、ママさんと連れ立っていつものスタバのいつもの席に腰を下ろしてコーヒーでのんびりして来ました。
その後は、久しぶりにgumi店長のムラサキさんと3人で売上談義に熱が入りました。
答えはひとつじゃないってこと
自分が美容師の世界に入った30年前と確実に時代が変わっています。
30年前は、当然だけどスマホなんかないしパソコンもごくごく一部の人の物でしかありませんでした。
当然、今の様にネット集客のホットペッパーなんか無い時代ですから、お客様を集める集客って口コミとたまの新聞広告ぐらいでした。
もちろん、フリーペーパーも無かった時代なので新聞折り込みやチラシを自分達で各家庭のポストに投函する「ポスティング」なんかで広告をするのが関の山です。
その当時の美容室のオーナーがいう事って、「腕が良ければお客さんは来てくれる!!」というだけで、とにかく腕を磨けの1点張り。
事実、どこの美容室も大してコマーシャルしなくてもそこそこの売り上げはあったし、昔務めていたサロンの店長は、「大みそかはちょっと前まではレジが閉まらないほどお金でパンパンになったもんや」って景気のいいことを言ってましたもん。
今ほど、美容室の件数も無かったしそういういい時代もあったんですよね。
ところが、時代が大きく流れて今はどうですか?
美容室は同じ町内だけでも、5軒や10軒ぐらい平気であります。
ネット環境もここ数年で格段に良くなって、新聞やフリーペーパーの紙広告からネット広告に移ってしまいました。
更に、パソコンから今ではスマホの時代です。
いろんな情報がスマホ一つでいとも簡単にアッというまに知ることが出来ます。
「小松市 美容室」って検索すれば、たちどころに美容室のホームページが一気に検索できます。
30年前、美容室のオーナーが言っていた「腕さえ良ければお客さんは来てくれる」っていう環境じゃ無くなりました。
確かに、カットしたりカラーしたりする腕は必要ですよ。でも、腕だけで集客できる時代じゃもう無いっていうのもホントです。
「腕」「お店の雰囲気」「立地」「適度なコマーシャル」「メニュー」「価格」「商品」「内装」「ホームページ」などなどが複雑に絡み合って、お客様が来てくれるって時代になっています。
そして、あともう一つ。最高の集客ツールがやはり「人」だと思うのです。
そのお店にいるスタッフや店長そのものの人力。
人は、唯一無比の存在だと思うのです。
自分の場合の事で考えても、良くいくお店ってもちろんそこの商品にも魅力はあるんですがそこのお店の人の影響ってとっても大きいと思うのですよ。
あの人がいるから行く・・・みたいなところが自分にはあります。たぶん、みなさんも知らず知らずのうちにそうなっていると思うんです。
特に、gumiは店長のムラサキさん一人しかお店にいません。
今gumiに来てくれているお客様は、やっぱり店長の事を気に入ってくれて「あそこで髪切ろう」って思って来てくれている人が大半だと思うのです。
そういう人と人とのつながりを大切にしつつ、もっと店長がどんどん前に出て「自分はここにいます」って言えるようになるともっといいのでは?って思った次第です。
売上=客数×客単価
って計算するのですが、こんな計算方式が通用しない時代になった感があります。
美容室も、さらにどんどん増えるだろうしでも人口は増えない。そんな時代でも売れているサロンになるためにやっぱり最後は人間なんだろうなぁーと。
ウプスもそうなのですが、シャイなスタッフばかりなのでねぇ~(笑)
今日の火曜日は練習日でした。
レイヤさんの練習課題は「4ブロック」。くしを持つ仕草もだいぶ慣れた手つきになって来ました。
最初、「4ブロック」の練習を始めたころは「これ、どうなるんやろ」って青くなったんですが、だいぶ手が動く様になりました。
頭を4つのブロックに分けてゴムで留めるって単純な作業なんですが、これを1分以内でやりきるのが今の課題です。
今日の仕上がり具合です↓
ずいぶん、上手になりましたがこれで6分ぐらいかかっていますからこれからですね。