6月4日より始まったストレートパーマ・キャンペーンですが、おかげさまで7日で10人ほどの方にストレートのオーダーをいただきました。
あの、サラーーーとした手触りやサラサラ感はストレートパーマならではの質感なので、風になびく憧れのストレートを体感していただきたいな・・・と思います。
その昔、ストレートパーマは大変でした
もう今ではストレートパーマと言えば「縮毛矯正」が一般的ですよね。
でも、ストレートパーマの創成期は普通のパーマ液に小麦粉を混ぜて作った簡単なものでストレートパーマをしていたんですよ。
しかも、段ボールをはさみで切って下敷きの様に加工して髪の毛をその段ボールに張り付けてストレートパーマをしていた・・・
そんな時代もありましたね。もう30年も以上前の事ですけど。
自分が見習いで入ったお店では、ハッポースチロールをナイフで切って加工して板の代わりにしていました。
プラスチックの板がストレート用にあったのですが、それが結構高価な物でその代用品としてハッポースチロールで手作りしてました。
ストレートパーマ用の薬剤もいろんなメーカーから発売されて、一気にストパーブームになりました。
もう毎日毎日、ストレートパーマをお客様にして髪をハッポースチロールに張るのもお手のもの。珍しさも手伝って、ストレート人気は大変なものでした。
当初のストレートパーマの目的って言ったら、パーマをきれいに取るのをメインで使っていたように思います。
その当時はやっていたソバージュ(ウェーブ)からストレートにチェンジするのにストパーは人気があったんですよね。
ところが、だんだんお客様の要望も厳しくなってくせ毛も直して欲しいってなって来ました。
そこで登場したのが、縮毛矯正っていう技術です。
ストレートパーマの薬剤とストレートアイロンという組み合わせを考えて、普通のストレートパーマでは取れないクセまでもきれいに取れる画期的なストレートとして縮毛矯正が登場しました。
それが20年ほど前ですね。
自分の髪のくせもきれいに取れて、髪もサラサラになる縮毛矯正は大ヒット!
連日、縮毛矯正をされるお客様で忙しかったです。
今でこそ縮毛矯正はどこのお店でも扱っていますが、昔は縮毛矯正が一般的でなくて小松市でも縮毛矯正をするお店がほとんどなかったです。
遠いところからいらっしゃる方もいらして、それで忙しくなっていたって感じです。
縮毛矯正はアイロン操作や薬剤の見極めなど、技術力が高くないといい結果の出ないメニューなので、昔たくさんのお客様をさせて頂いた経験が今の技術のベースになっています。
あの時、真っ先に縮毛矯正を取り入れたおかげで今があるってつくづく思う今日この頃です。
お客様のくせ毛がアイロンをかけて「スー」と伸びると、感動すらします(笑)