洗い流さないトリートメントをみなさんは使用していますか?
夜寝る前やシャンプー後に、髪に付けてブローしたりドライヤーをしたりしていると思います。
ドラッグストアに行くと、たくさんの洗い流さないトリートメントが売られていてどれを選んでいいのかわからない・・・
という声をよく耳にします。
そこで、今日は洗い流さないトリートメントについて最低限の予備知識を語りたいと思います。
洗い流さないトリートメントに、違いがあるのをご存じですか?
このブログでも、たびたび出てくる「洗い流さないトリートメント」。
最近では、横文字で「アウトバストリートメント」なんて呼ばれる事もあります。
洗い流さないトリートメントって、お風呂から出たあとにするトリートメントという事から「お風呂から出る=outbath」 という風に名前が付来ました。
ちなみに反対語は「inbath」と言ってお風呂の中でするトリートメントをこうよんだりします。
お風呂から出た後の髪のお手入れに使用する洗い流さないトリートメントなのですが、その目的は「保湿」や「水分保持」を目的とした商品。
ですが、この洗い流さないトリートメントには大きく分けて3種類の違ったタイプに商品が分かれています。
それは
- 液体系
- クリーム系
- オイル系
と大きく分かれます。
この違いを、知らずに商品を購入されると「思っているのと違う・・・」と感じるかもしれません。
液体タイプ
液体系というのは、シャバシャバした水の様な感じに出来ている物でボトルの先端をプッシュしてミスト(霧状)にして髪に付けるタイプの洗い流さなトリートメントです。
このようなミストで髪に付けるタイプの物は、主に水分補給がメインです。
パサつく髪は、水分がキューティクルから流れ出て起こる事が多いので、その水分を補うのに適した商品です。
アミノ酸などが多く含まれていて、髪が水分を吸収する性質を利用して、有効成分を取りいれるように考えられています。
- パサつく髪や毛先がはねやすい方
- 直毛やストレートの方で、ブローして仕上げる髪に
こんな方に適した商品です。
クリームタイプ
クリーム系で出来ている洗い流さないトリートメントは、水分補給と油分補給が同時に出来るタイプの物です。
水分と油分が混ざった状態で商品にしてあり、髪に同時に取り込めるよう工夫して作られています。
- パサつき気味な髪や油分不足で髪が収まらない
- パーマヘアやカラーをしている方
こんな方に使うと有効です。
髪に適度な重み(しっとり感)が出て、髪の収まりを良くしてくれます。
オイルタイプ
オイル系で出来ている商品は、ほとんどの目的は髪のコーティングです。
髪に疑似キューティクルの様な被膜を作ったり、単純に髪表面に膜を作って髪の表面を守るのが目的です。
髪表面に被膜を作る事で、手触り感をアップさせたり、髪内部からの水分や油分の流出を防いだりしてくれます。
指通りが悪いと感じる時や、特に毛先がパサつく時などに効果的です。
最近、よく聞く「アルガンオイル」や「モロッコオイル」などはこのオイルタイプの洗い流さないトリートメントです。
今月ウプスに入荷して来た、上の↑オイル・ローズもオイルタイプの商品です。
オイルというと、「べた付くのでは?」と思うかも知れませんが最近の物はサラサラした仕上りになるので重くなる様な事はないですよ。
まとめ
この様に、液体・クリーム・オイルと大きく分かれる洗い流さないトリートメント。
- パサつきや、はねる髪をまとめたい⇒ 水分系の物を
- パサつきや、はねる髪、髪にツヤが欲しい⇒ クリーム
- パサつきや指通りを改善したい⇒ オイル
という感じです。
贅沢を言わせてもらえば、2種類を使い分けると良いです。
夜はクリームタイプの物を使って就寝。
朝起きて、出かける前にオイルタイプの物でコーティング。
こんな使い方がいいと思います。
もし、どれか一つに絞るとしたら・・・
万能タイプの、クリームタイプがいいかもです。
ただし、やはりお風呂場でするトリートメントがあくまでも主役なので洗い流さないトリートメントは補助のつもりで使って下さいね。
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