こんにちは、美容室ウプスです。いつもブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
今日のタイトル、「小松市の美容室でメンズ大歓迎の、美容室ウプスです。」ってこれですが、こんな主張するタイトルにちょっと抵抗があって自分で書いておきながら超ビビッています。
実は、あるメンズのお客様に「男でどこの美容室行ったらいいのか探している人、結構多いよ」と言われたことがあって、「そうか!!」と思い思い切ってこういうタイトルを付けてみました。
そういえば、自分も美容師になる前にはお客さんとして高校・大学時代から美容室を利用して来ました。確かに、自分が利用者だった頃は「どこの美容室がいいのか」って探していました。
その頃は今と違ってインターネットも無い時代なので、口コミが頼り。美容室へ髪を切りに行っている友達を探してリサーチしたり、お店の前を通って自分に合うのか探ってみたり・・・。
男ってあれです。
初めて行く美容室は超緊張して、言いたい事の半分も言えずに帰って来たもんです。
女性の方もそうなのかも知れませんが、男はなお更そんな感じ。自分の昔の事などを思い出しながらこれを書いています。
自分と同じ様な思いをした男性の方に、「ここでやっていますよ!」と手を挙げたいと思い記事にしました。
メンズ客大歓迎の美容室ウプスです。
メンズの髪はたいていの場合短いので、カットの良し悪しがスタイルにダイレクトに反映されます。
特に刈り上げスタイルはごまかしの出来ないカットなので難しい反面、面白さもあります。
刈り上げやメンズのパーマスタイルなど、まだお店勤務をしていた時に結構練習してきました。
今では、メンズにも強くなった自分ですがずっと以前はメンズのカットは苦手でした。というのも、ある大失敗が尾を引いてメンズカットが苦手になったようです。
忘れもしません。あの大失態。
スタイリストになりたての頃の事ですから、もう25・26年ぐらい前の事。スタイリストになったと言っても、当時のカットの練習は人形のモデルをカットして基本のカットパターンをひたすら練習するんです。
今の様に、人間のモデルをモデルハントしたりする習慣がない時代。人間をカットするといえば、せいぜいが親や兄弟だったり友達だったり。他人を切るという事なんて、アシスタント時代はなかったんです。
そんな状態で、スタイリストデビューをしてもうまく出来ません。女性の髪は、長さがある分まだ出来ていたのですが男性のカットは営業ではした事が無かったんですね。
そんな時に、あのお客様はやってきました。
当時、勤務していた美容室の近くにジャスコ(今のイオン)がありました。そのジャスコの新入社員として大学卒業したての好青年がお店にやってきました。
店長に、「いすさん、カットお願いします」と言われてしまったので「あ~これはやばい!」と思ったのですが店長命令に逆らうわけにはいきません。
やれる自信はゼロ。メンズ客はその男性が初めて。不安と自信の無さが、ありありとしていたんでしょうね。その好青年のお客様がこう言われたんです。
「新人の人ですか?」
カットの最中に、「新人の人ですか?」と言われてしまいました。何とか、途中まで人形で練習した通り不安な手つきでカットしてきたところにこの言葉。
もう頭の中が真っ白け。自分が今までカットしてきた手順も、この先の手順も全部忘れてしまって白紙になってしまいました。もうこうなったらダメですね。これ以上、カットを進める事も出来ず、途中で店長に交代してもらいました。
あ~穴があったら入りたいと、本当に思いました。当然、それ以降、その好青年はお店には来てくれませんでした。
それ以降、メンズ客が苦手になってしまったんです。男性恐怖症みたいな。
それからしばらくした時に、来てくれた別の男性のお客さんに今度は「ええがになったぁ~」(いいのになった~)と言われてしまいました。
自分としては、男性客が苦手でどこかおどおどしながらカットしたのに「ええがになったぁ~」と言われたことで、その方に申し訳なくて・・・
そこからですね。真剣に刈り上げやメンズのショートスタイルを練習するようになって段々とメンズカットが好きになりました。
今でも時々、その当時の事を思い出しては自分の教訓としています。いまでこそ、男性のカットにも慣れてメンズどんと来いのような顔をしていますが、こんな時代もありましたね~。
男性の方で、どこの美容室へ行ったらいいかお迷いのお客様。どうぞ、お気軽にお越しください。お待ちしています。
ご予約お問い合わせはこちらまでお願いします。
■石川県小松市今江町2-626-3
電話:0761-22-5253
■営業時間 9:00~19:00
■定休日 毎週月曜日・第1火曜日・第3日曜日