みなさま、クリスマスの今宵、楽しんでいるでしょうか?
この間、こんな記事を書きました。
自分は漫画が大好きで、いろんなジャンルの漫画を読んでいるのですが、今年の12月は何故か新巻がものすごく発売されています。
その事を、先日記事に書いたのですが、実はその後も新巻の発売が続いていて毎晩楽しいひと時を過ごしております。
今宵も、大好きな漫画のお話を。
クリスマスの夜に読む漫画
■まずは、これ。「カバチ10巻」。
行政書士の主人公「田村」が、行政事務所を舞台に繰り広げる法律的漫画。
金融、結婚、離婚や訴訟など、法律を武器にいろんな難題に立ち向かうストーリーが面白くて、読みふけってしまいます。
金融漫画で有名な「ナニワ金融道」の作者の青木雄二さんを監修に迎え、広島を舞台に難しい法律を面白おかしく書いた漫画です。
タイトルも「カバチタレ」に始まり「特上カバチ」そして「カバチ」とステップアップしていて、息の長い人気の漫画になりました。
スカッとする、おもしろい作品です。
■大きく振りかぶって26巻
これは、野球漫画では珍しい女性漫画家のひぐちアサさんが書いた漫画で、女性らしい視点が普通の野球漫画と一線を画している作品。
勝った、負けたというだけではなく、選手の描写とか選手の心理とかをすごく細かく取材して書いているなとわかる力作です。
高校生の主人公「三橋廉(みはしれん)」。
ピッチャーなんだけど、スピードは全然なくその代りおそろしいほどコントロールがいい。そのコントロールを武器に徐々に勝ち進んでいくという、一見普通のストーリーの様に思うのですが、これがなかなか面白い。
とにかく細かい所まで書かれていて、野球を知らない人でも引き込まれる漫画になっています。
続きが早く見たい。
■BLUE GIANT 7巻
これ、今、最高に面白い漫画です。
ジャズがメインテーマという、ありそうでなかった題材なんですが1巻目からグイグイ引き込まれて愛読者になってしまいました。
プロのジャズプレーヤーになる事を夢見る高校生「宮本大」。
毎日、サックスの練習を欠かしたことが無いほどジャズに本気で、高校を卒業すると東京に出てチャンスをうかがう。
とにかく、音楽シーンが圧巻で漫画なので当然音楽なんて流れてこないのですが、まるで本当にジャズが漫画から飛び出して来そうなほどの迫力ある絵がスゴイです。
この先、主人公がどうプロを目指して生きていくのかとても先が楽しみ!
■ピアノの森 26巻 完結
そして、12月22日に発売の「ピアノの森 26巻」。
とうとう、26巻で完結したのですが、もうピアノの森を読めないなんて淋しすぎます。
それぐらい、名作ですよ。
町のはずれの森の中に捨てられていた1台のピアノ。
そのピアノが子供の頃からの遊び道具だった主人公の「一ノ瀬海」。
小学校4年生の時に転校してきたピアニストの息子「雨宮修平」が生涯のライバルになって、2人でお互いにピアニストを目指すというストーリー。
そこに、プロのピアニストで交通事故で演奏が出来なくなった「元ピアニスト」がからんでの物語が、2転3転で面白いです。
少年から青年に変化する過程で、いろんな事件と遭遇しながらプロのピアニストになっていく姿がもう最高に面白い音楽漫画です。
たいてい、ラストの最終巻は今まで面白かった漫画でも、あっという間に終わってしまって何となく味気ないラストが大半なのに、このピアノの森のラストはそりゃー素晴らしい展開で、こんな面白い完結は見た事が無いぐらい感動のラストでした。
もう涙なしには見れないラストシーンが・・・
なにせ、18年間という長きにわたる連載だったので、これで見納めかと思うと淋しいですね。
お正月休みに、1巻からラストまで読み返したいと思ってしまった(笑)
たかが漫画、されど漫画。
クリスマスイブの夜は、漫画で暮れていく店長さんでした。
気になる作品は、ウプスでぜひ!
おそまつさまでした。。