こんにちは、美容室ウプスいすです。
もうずいぶん、長くお付き合いをさせていただいているお客様のKさん。
Kさんのお悩みは、とっても強いくせ毛でウプスのお客様の中でもベスト3に入るくせ毛の方で、縮毛矯正が欠かせません。
今の様な縮毛矯正が無い時代、本当に苦労したであろう強力なくせ毛も現代の矯正の技術で手入れの楽な髪にリセット出来るのでストレートもずいぶんと進化したものです。
膨らむ、広がる、手入れに時間がかかる髪も、縮毛矯正ならきれいになりますよ。
髪質データ
Kさんの髪質データですが、ヘアカラーを約3か月ほど前に行っています。
髪の細さは普通ぐらい。ただ、髪がすごく多くクセと合わさってボリュームが出やすい髪です。
クセの状態は、前髪からサイドにかけて特に強く3か月も経つと浮いて来てしまいます。
写真の状態は、カットした後の状態で今回はズバッと15cmぐらいカットさせていただきました。
前回の縮毛矯正からは10か月ほどたっているので、根元のクセが結構でてしまっている状態です。
縮毛矯正プロセス
カットが終わった状態から縮毛矯正をスタート。
まずは、薬剤から髪を保護するために縮毛矯正用のトリートメント髪全体に塗布。
特に毛先はデリケートなので、毛先付近は念入りに。
その後、縮毛矯正の薬剤を塗布して自然放置で15分。
今回のKさんは、15cmもカットしたので、毛先の方も矯正をかけていきたいので薬剤は全体に塗布しました。
ただし、中間~毛先はパワーの少ないトリートメント効果のある薬剤を塗布してあります。
根元はクセが強いので強い薬剤でしっかり矯正をしていきます。
薬剤を強い~弱いへと塗り分けるのがポイント。
アイロン操作
薬剤を塗布して、希望のかかり具合になったら一度シャンプーをして薬剤をきれいに流します。
その後、ドライしてからアイロン操作に移ります。
アイロン操作も見ていると簡単そうなのですが、これが結構レベル高いんですよ。
クセやお客様の要望などで、いろんな方法があって奥が深いですよ。
途中経過ですが、縮毛矯正をしたところとまだしていない所ではこんなに違いますよね。
どんどんきれいになって行くのが、気持ちいいです。
アイロン操作が終わると、縮毛矯正を固定する2剤を付けて自然放置で10分待ちます。
仕上げ
10分経ったら、シャワーで薬剤をきれいに洗い流してトリートメントで終了です。
あとは、ドライヤーできれいに乾かして最後の仕上げです。
ドライヤーで乾かしながら、ブラシでサッサッとブローした状態。
普段のお手入れも、お風呂から出たらドライヤーでドライするだけの楽ちんヘアに。
今まで、ボリュームを抑えるのにいっぱいスタイリング剤を付けていたのが、今度からはドライヤーで乾かすだけだからすごく楽になります。
クセの強い方には最強のアイテムが、縮毛矯正です。
Kさんも、これでしばらくは手抜きが出来ますね!