この間、美容室でのロングヘアからショートヘアまでの髪の長さの目安についておたずねがあったので、その事についてのエントリーです。
ショートヘア
われわれ美容師なら、どんな長さがショートでこれぐらいならセミロングなんて判断が出来ますが、言われてみれば一般の方にはどう区別すればわからないかも知れませんね。
今からお話しする髪の長さの目安は、ウプスでの目安であってこれがすべてではありません。お店ごと、美容師ごとにたぶん目安があると思うので参考までに聞いてくださいね。
まず、ショートヘアの場合ですがショートの場合は肩から上の長さであればショートの部類に入ると思います。
例えば、こちらのお客様。
髪の長さが肩から上で、襟足ギリギリの長さでカットされています。こういう長さは、間違いなくショートヘアと言ってもいいと思います。
ショートヘアと聞けば、なんか耳が出た様なスタイルを思い浮かべる方もいるかも知れませんが耳が出たスタイルは「ベリーショート」と言ってショートよりも短いイメージです。
肩上より短いスタイルがショートヘアと思って下さいね。
なので肩上で襟足ギリギリのボブの事を「ショートボブ」と言いますよ。
セミロング
セミロングは別の呼び方で「ミディアム」とか「ミディー」と言う風に呼ばれる事もあって人気のスタイルですね。
セミロングの長さは、だいたい肩下10cmぐらいまでがセミロングという感じです。
このお客様の場合、肩に少しついているのでこんな長さもセミロングになります。
こちらのモデルさんの場合もセミロングで、肩下10cmぐらいでしょうか。
特にメジャーを持って来て計るわけではないのですが、見た目で肩下10cmぐらいと思っていただければと思います。
ざっくりな感じでOK。
ロングヘア
ロングの場合だと肩下10cm以上の長さがロングヘアと言う感じです。
このお客様の場合や
こちらのお客様も。
特に長い場合は、ロングでもスーパーロングと言ったりしていますね。
一番、悩むのがセミロングとロングの境界線。
肩下10cmと言っても、じゃぁーその前後は?となるともうその人の感覚の問題なので「だいたいこんな感じ」という風にしています。
そのあたり、けっこうアバウトです。
お店によっては、ロング料金の設定がある場合もあるので長いお客様は事前に問い合わせておくといいかもですね。
今日は、ショートからロングの見分け方についてでした。