ここ数年、オーダーのあるインナーカラー。
インナーカラーとは、髪の内側の部分に明るい色を入れて、結んだ時や髪を分けた時にちらりと見える感じに仕上げるヘアカラー。
襟足やサイドのもみあげ部分に入れる事が多い、インナーカラー。
つい先日も、明るいピンクのインナーカラーをオーダーいただいたのでちょっとご紹介。
まずはブリーチから
インナーカラーをする場合は、まずは軽くブリーチするところから始まります。
ブリーチをしなくても、目いっぱい明るいカラーで出来る場合があるのですが、やはり色のコントラストはブリーチして色を入れた方が良い様です。
ごく自然に見せる場合は、ブリーチをしないという選択もありです。
今回のインナーカラーのお客様のご希望は、きれいな色のピンク。
赤い矢印のきれいなピンク色がご希望なので、ブリーチをすることに決定。
14レベルぐらいまでブリーチで髪色を上げます。
希望のブリーチが出来たら、いったんシャンプーをします。
その後、希望のピンク色をブリーチ毛にオン。
今回、使用した薬剤はイゴラロイヤルペンタというカラー剤。
特殊なカラー剤で、きれいなピンクや赤やオレンジが出ると評判のカラー剤です。
写真ではちょっと赤っぽいですが、実際はもっとピンクっぽいですよ。
で、仕上がりはこんな感じの色になりました。
今回のお客様の場合は、サイドの目じりぐらいからもみあげにかけてカラーを入れました。
普段、髪を下している時は上の髪に隠れてインナーカラーが見えません。
が、髪を結んだ時や髪を耳にかけると中のインナーカラーが見えるって感じです。
人とちょっと違うおしゃれを楽しめるカラーです。
ブリーチした場合の注意点
今回行ったみたいに、ブリーチをしてからインナーカラーをする場合に注意点があります。
ブリーチをして色を入れた場合、シャンプーなどで徐々に入れた色が抜けていってブリーチをしたキンパツが出て来ます。
仕事などでキンパツはちょっと・・・と言う場合はブリーチ無しのインナーカラーが無難です。
色が抜けてキンパツになったら、もう一度ブリーチ毛に色を入れてあげると元通りの色に戻りますので、キンパツに戻ったら美容師さんにご相談ください。
その場合は、再ブリーチは必要無いので手軽に出来ると思います。
ブリーチって、案外メンテナンスがかかるんですよ笑