白髪染めに抵抗がある方やかぶれやすい方に、ヘアマニキュアという選択肢。

こんにちは、美容室ウプスです。いつもありがとうございます。

今日は、ヘアマニキュアの事を書こうと思います。実は今、ヘアマニキュアの要望が高まりつつあり商品もたくさん出てきました。

その理由は、今日のタイトルにもあるように「白髪染めに抵抗がある方やアレルギーでかぶれやすい方」が増えてきているという事があります。そして、テレビのコマーシャルでも良く流しているのでヘアマニキュアの人気が高くなってきたようです。

ヘアマニキュアと言えば、自分が美容師になりたての頃にすごくブームでした。その当時のマニキュアは、どちらかというと原色の色が中心で赤や黄色、オレンジやムラサキと言う様なカラフルな色が中心でした。髪を染めるというより、ツヤ出しの為に少し色が出ればOKという使い方をしていたんですね。アシスタント時代は、毎日たくさんのお客様にマニキュアを塗布していました。

ところが・・・

時代が流れて世の中はヘアカラーブームになりました。ヘアカラーが市民権を得て、たくさんの人達が当たり前のように髪を明るく染める時代になってきました。そうなると、明るい色に出来ないヘアマニキュアがだんだんと消えていき、美容室のメニューからヘアマニキュアが無くなっていきました。

しかし、ここ数年前から冒頭に書いたようにヘアマニキュア人気が徐々に復活してきたんですね。

それは、

ズバリ！！「白髪染め用」としての需要が急激に伸びてきた為です。

ここで、ヘアマニキュアのおさらい。そもそも、ヘアマニキュアって何？

ヘアマニキュアは髪を染める為の、ヘアカラー剤で「酸性染料」と言う風に漢字で説明されている事もあります。酸性成分で出来ている染料という事でそのように呼ぶんですね。で、通常のヘアカラーとどこが違うのか？っていうと・・・

通常のヘアカラー剤で染める時は、髪の内部にヘアカラー剤が侵入・膨張して化学変化を伴って髪内部から発色します。いうなれば、髪そのものの色を変化させるのが通常のヘアカラーです。成分はアルカリ成分です。色も豊富で、明るく染めるカラーから白髪染めまで多種多様な色があります。

ヘアマニキュアはというと、髪の外部周辺に染料が付着そして沈着して髪に色を付けます。そして、通常のカラーの様に化学変化を伴わないので明るく染めるカラーは出来ません。色も少なめです。しかし、化学変化を起こさないので髪を傷める心配がありません。そして、かぶれの心配もほとんどありません。化学変化がないので、かぶれる成分が必要ないからです。成分は酸性です。酸性なので、明るい色には出来ないです。

このような違いがあるので、お客様のご希望や要望によって美容師さんと相談されるといいと思います。

上の所に書いたように、ヘアマニキュアはかぶれにくくて傷みにくい　という大きな特徴があって、