ヘアカラーの種類って意識したことは無いですよね。実はヘアカラーって3種類の分類に分かれているんですよ。

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こんにちは、美容室ウプスいすです。

みなさん、ポケモンたくさん見つかりましたか?笑

やっていない人にはどうでもいい話ですが、やっている人には大変な事になっているポケモンGO。

お客様との会話でも、裏技やスポット情報などで盛り上がる今日この頃です。

もうしばらく、続きそうですね。。

 

さて、昨日あったヘアカラーの勉強会。

■ 色の三原色とは?ヘアカラーの基礎講義を受けました。

その中のお話で、ヘアカラーの種類分けの話が出てきました。今日は、それについて参考までに書いて置きたいと思います。

 

ヘアカラーの種類分けとカラーリングの原理

 

一口にヘアカラーと言っても、昔と違って今は本当に多種多様のヘアカラーがあります。

白髪を染めたり、明るく染めたり、はたまたグリーンに染めたりといろんな髪を見かけますよね。

ところが、たくさんあるカラーも大きく分けると3つの分類に分ける事が出来るんですよ。

順番に3つに分けながら書いていきます。

 

1、脱色剤(ブリーチ)

 

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まずは、脱色剤です。簡単に言ってしまうとブリーチ剤の事です。

今、ちょうど夏休みで自分も経験があるのですが高校の夏休みになると友達と一緒になって「髪染めようぜ!!」って茶髪にするヤツです。

そんな時使用するのがたいていの場合、なぜか脱色剤つまりブリーチ剤を使うわけです。

カラーの事なんて何にも知識無いので、とりあえず茶髪になるのがブリーチ剤なので簡単です。

「ビールで洗うと色が抜けるよ」とか「オキシドールでこすると染まるよ」とかいろんな事をやりながらブリーチ剤にたどりつくんですよね笑

 

その時の体験が今のこれになっているような汗

高校生から全然成長していない自分ですね。

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自分の今の髪は、もちろんブリーチ剤でキンパツにしています。

よく、きれいに染めてますねって言われるのですが、これはブリーチのみです。

ブリーチ剤だけで、こんなキンパツまで出来ます。

 

ブリーチ剤の特徴は、髪にあるメラニン色素(元の髪色)を分解して色を抜くのがその役目です。

色を抜くだけなので、髪に色を付けることはできません。つまり、髪を希望の色で染める事が出来ないわけです。

色抜き専門なんです。

 

理論的にはブリーチ剤を使って色を抜くと、白色までいくようなのですが実際は自分の様なちょっと白目のキンパツが限界の様です。

仕事がらこんな頭でも普通に生活出来ているので、美容師で良かった!!ってそんな感じです。

 

2、酸化染毛剤

 

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2つ目のカラー剤は、酸化染毛剤と言われる物です。

酸化染毛剤と言われてもピンと来ないかもしれませんが、実は「アルカリカラー」と一般的に呼ばれているカラーです。

アルカリカラーって良く聞かないですか?

ヘアカラー、ヘアダイ、毛染め、白髪染め、おしゃれ染って呼ばれているカラーが実はこの酸化染毛剤のことです。

およそ、カラーリングの8~9割ぐらいはこの酸化染毛剤でカラーリングされているもっとも普及しているカラーです。

 

さっきのブリーチ剤(脱色剤)は髪に色を付ける事ができないと書きました。

ところがこの酸化染毛剤は「染毛」、つまり髪を染める事が大きな役目になります。

比較的自由にいろんな色が表現出来て、しかも色持ちがいいのが特徴なのでカラーと言えばこれってぐらい普及しました。

テレビコマーシャルで、紀香さんも郁恵さんも染めているのがこれです。

ここでちょっとうんちくですが、この酸化染毛剤ですがすごくうまい事考えられた薬剤です。

 

実は、酸化染毛剤の薬剤の中にはさっき書いたブリーチ剤と染色剤(色を付ける薬剤)が同居しているんですよ。

どういう事かというと、ブリーチ剤で最初にブリーチして髪を茶髪にします。

で、茶髪になったところで染毛剤と言われる色の薬剤が髪に染まって色を発色させます。

つまり、ブリーチで色を抜いて同時に色を付けていく・・・という実にややこしい事を髪の中で繰り広げています。

 

科学の力ってすごいですね。

 

でも、ちょっと疑問に思わないですか?

なぜブリーチしてからじゃないと髪に色を付けれないのか?って思いません?

そんなややこしいことをしないで、色だけ付ければいいじゃん。って思いませんか?

 

それには、ちゃんと理由があるんですよ。

例えば、ちょっと想像してみてください。

 

日本人の元の髪色って黒いですよね。なので、黒い画用紙を思い浮かべてください。

黒い画用紙に茶色のペンで線を引っ張ってみてください。

 

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黒い画用紙に茶色の線を引いても目立たない。

どうでしょうか?黒い色が邪魔して茶色のペンで線を書いても目立たないと思いませんか?

 

じゃ、今度は白い画用紙を思い浮かべてください。

白い画用紙にさっきと同じ茶色で線を引くと・・・

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今度は茶色がきれいに出ましたね。

さっきと違って、はっきりと線が見えますよね。

 

ヘアカラーもこれとまったく同じで、黒い髪に色を染めても染まった色が見にくいのです。

黒い画用紙に色ペンで線を引いても見えにくいようにです。

そこで、黒い色のメラニン色素をブリーチ剤で脱色して黒色を抜くわけです。

そして、黒色が抜けたところで髪色を染めると白いキャンバスに線を引いたように色がきれいに見える様になるんです。

その為に、ブリーチをする作業が必要なわけです。

うまい事、考えましたよね。天才的です。

 

こんな感じで、髪を染めている方のほとんどはこの酸化染毛剤を使っているってことです。

 

 3、酸性染毛剤

 

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では、最後は酸性染毛剤です。要するにヘアマニキュアがこれに当たります。

ヘアマニキュアは髪色をブリーチすることが無く、黒い髪に直接塗布してカラーリングします。

爪に塗るマニキュアの様に、髪にペイントするような感じです。

 

最近のマニキュアは白髪を染める時に良く利用されます。

 

マニキュアの最大の特徴は、髪をブリーチしたりすることが無いので髪を傷める事がないって事が最大の売りです。

髪の表面に色を塗るだけなので、髪が損傷することがほとんどありません。

なので、カラーリングで髪の損傷が気になる方はマニキュアがいいですよ。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

いつも何気なく染めるヘアカラーなのですが、こういう風に分類が出来るんですよ。

自分がいつも染めている物の正体がわかったんではないでしょうか?

 

今度お店でカラーリングする時に、ちょっと思い出してみてください。

 

今日はヘアカラーの種類分けについてでした。

それでは、また。

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