美容師になるには5。晴れて国家試験に合格して美容師として一歩踏み出します。

2015-211

前回までのお話は、美容師になるには 1美容師になるには 2美容師になるには 3 美容師になるには 4  

 

こんにちは、美容室ウプスです。

美容師を志す人の為に、美容師のなり方や勉強内容などを書いているこのシリーズ。

前回の「美容師になるには」からずい分と間が空いてしまいましたが、国家試験に合格してからの話を今日は書いていきたいと思います。

 

国家試験に合格してからが本番

ちょうど今のこの時期って、美容師国家試験の真っ最中です。

 

実技試験が2月1日に終わって、今度は3月1日の学科試験に向けて勉強中だと思います。

実技・学科両方の試験に合格すると美容師免許が発行されて、晴れて美容師として仕事につけるわけです。

 

でも、美容師国家試験に合格して美容師免許をとれたとしてもすぐに美容師として通用するかと言えばそうでもないのですよ。

 

なんでもそうだと思うのですが、実際に美容室で何年も経験を積んでいかないと美容師としては通用しないのです。

それは、美容師だけではなく料理の世界も建築の世界もイラストの世界も。

専門学校で習うことは、ほんのさわり程度の事で実際にお店に入ってからが勝負なんです。

 

だから、初めてのお店選びがとっても重要なんですよ。じつは。

 

自分の経験でいえばなんですが、自分はお店を出すまでの間5店舗渡り歩きました。

まぁー特に自分の場合は、すんごい大変なお店ばかりを選んだのかもしれませんが修行先のお店では苦労しました。

ちゃんとまともに練習をさせてもらえない様なお店もあるので、よくリサーチしてからお店は選びましょう。

 

一番いいのは、現役の美容師さんにあそこはどうですか?と聞くのが一番。

美容師さんは、他のお店の情報も持っているので「あそこはこうよとかあそこなら大丈夫よ」と言ってもらえると思います。

 

そうして、美容室に入ってからが本当の勉強がスタートします。

一人前の美容師になる為に、どんな事をしていくかというと

 

新人の頃は

  • 電話応対・受付応対
  • タオルや備品の洗濯やかたづけ
  • 掃除
  • シャンプー

 

少しお店に慣れてくる頃には

  • ヘアカラー
  • パーマ
  • ストレートパーマ

 

さらに経験を積むと

  • カット
  • メイク
  • ヘアセット
  • 着付

 

と進んで、どこに行っても通用するような美容師になるわけです。

これを、だいたい5年ほどかけて勉強していくわけです。

 

もちろん、各店舗によって年数は変わってくるし自分のキャパでも違って来ますがだいたい5年以上はかかるのが普通。

最近では、じっくり一人前に育てようという空気が美容業界にはある様なので、これぐらいの年数はかかるようです。

 

技術職には、これでいい

 

という境界線が無いので、ずっと勉強の日々ですよ。

 

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