こんにちは、ウプスです。いつもブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。
1月の今、ストレートパーマが割と人気のあるメニューです。ストレートパーマ後は、1日～2日ほどシャンプーが出来ないので汗のかかない今の時期に結構需要があります。
今、自分はストレートパーマと何回も書いていますが、最近はストレートパーマと言えば縮毛矯正の事を指すようです。で、時々、聞かれるのですがストレートパーマと縮毛矯正の違いを今日は語っていこうと思います。
ウプスのメニューにもちゃんとストレートパーマというメニューはあります。あるにはあるのですが、オーダーされることはほとんど無く年に1回か2回程度の物です。ひと昔前まではストレートパーマは美容室の看板メニューだったのですが年々減少傾向にあります。そのストレートパーマに取って変わったのが縮毛矯正です。
ストレートパーマは、文字通り髪をストレートにするパーマです。自分が美容師の道に入った頃ですから、もう30年前にストレートパーマは出来たと思います。
髪にパーマをかけてウェーブを出すのが主流の時代に、逆に髪をただ伸ばすだけのストレートパーマが爆発的にヒットしてアシスタント時代の自分は毎日のようにストレートパーマをお客様にしていました。
その頃はまた、ソバージュと言って髪に細かいウェーブを付けるのも流行していてソバージュにパーマをかけた髪をストレートパーマでのばしてまっすぐにするという毎日だったように思います。
ストレートパーマでは、こんな物を使用していました。↓
発砲スチロールの板を切って手作りした、ストレートパネルです。このパネルを髪に当てて、薬剤をつけながら髪をパネルに張っていきます。
こんな感じです↓
髪を細かく取り分けて、パネルに張り付けて髪をのばしていました。懐かしいでしょう(^_^)
お店によっては、ストレートパーマ専用のパネルを買ってしているお店もありました。下敷きのようなプラスチック製でした。
こうして、ストレートパーマをかけていたのですがかけたパーマのウェーブは取れるのですが自分のくせ毛はやはりきれいに伸びなかったですね。人工的なパーマを取るところまでがストレートパーマの限界だったような・・・
縮毛矯正が出てきたのは、その後10年ほどしてから。今から20年ほど前でしょうか。
やり方はというと、もうみなさんご存じの様にアイロンを使用します。
薬剤を付けてクセを取る準備が出来たところに、ストレート用のアイロンを使って髪をはさみながらのばしていきます。高温で髪をアイロンではさんでのばすことで、自分のクセもきれいに取ることが出来るようになりました。
ストレートアイロンはずっと以前からあったアイテムだったのですが、ストレートパーマとアイロンを組合すという方法が取られて縮毛矯正が誕生しました。クセもきれいに取ることが出来るストレートパーマと認知されて、くせ毛で悩んでいた方を中心に大ヒットしました。
そして、今の時代になったというわけですね。
ざっとまとめると・・・
ストレートパーマ
- 板のようなパネルを使ってのばす
- 自分のクセまでは取れない
- パーマはきれいに取ることができる
- 時間も比較的短時間で出来る
縮毛矯正
- ストレートアイロンを使用して髪をのばす
- パーマも自分のクセも取れる
- 時間がかかる
という違いがあるのですが、自分が思うにはストレートパーマと縮毛矯正の違いとは、ずばり「くせが取れるか取れないか」の違い。
細かい事を言えば、方法や手法が全く違うのですが自分の天然パーマをのばすことが出来るか否かが決定的に違います。どっちをチョイスしたらいいかわからない時は、美容師さんに相談してみてください。お客様のクセや、ないたいストレート感に合わせて選びます。はい！！
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