自分が育った実家は、昔で言えば「大家族」の部類で、じぃちゃん、ばあぁちゃんに両親に兄弟4人に住み込みのおねえさん一人という構成。
今の時代だと、ありえないぐらいたくさんの家族がいました。
住み込みのおねえさんなんて、今いないでしょ??
これだけ人数がいると、晩ごはんを作ったり食べたりするのも大変なのですが、頑固おやじの号令の元、必ずみんなで揃って食べるのがお約束でした。
もちろん、ご飯を食べながらのテレビなんてもってのほかで、その日あったことや明日以降のことなどを話しながら食べる風習でした。
ドリフの「8時だよ、全員集合」なんかを見たくてもご飯の時間になるとテレビを消されるので、そんな日は大慌てでご飯をかき込んで父親に怒られていました。
不思議なもので、結婚して家庭を持ってからもその習慣が抜けなくて今でも我が家では食事中のテレビは禁止なんですよ笑
晩ごはんの時ぐらい、家族で会話をしたいじゃないですか!!(子供はずっと怒ってましたが・・・)
そんなご馳走がテーブルに並ばなくても、みんなで食べれば何でもうまいですし。
そんなわけで、ある日の晩ごはん
マーボー豆腐
寒くなると、鍋料理や中華料理が多くなる我が家ですが、この日はマーボー豆腐がメインのおかずでした。
ごくごくオーソドックスに、豆腐とひき肉とねぎだけのシンプルなものです。
作り方も簡単だし、冬になると良く登場するメニューです。
■
中華鍋に、ごま油とオリーブオイルをなじませてひき肉をぽろぽろになるまで炒めます。
そこへ、豆板醤とにんにくとしょうがのみじん切りを入れて香りを出します。
いいにんにくの香りがしたら、合わせ調味料を鍋に投入。
(合わせ調味料は、お湯に中華スープの素とオイスターソースとしょうゆ、砂糖、塩コショーを入れて作っておきます。)
合わせ調味料を入れて煮立ったら豆腐を入れて、味を調え水溶き片栗粉でとろみをつけます。
一番最後に、きざみネギとごま油を少したらして終了。
熱々をどうぞ!!
てきさすカレー
金沢市の金石街道沿いに知る人ぞ知る、超有名なカレー屋さんがあるんですけど知ってますか?
「てきさすカレー」というのですが、いつもたくさんのお客さんで賑わっています。
昔ながらの小さなお店なんですが、味は最高においしいです。
【参考記事】
金沢カレーの、ぶっ飛びカレー「てきさす」。こんなカレー屋が金沢にあったのかよ!
「てきさす」では、お持ち帰りのカレーも販売していて定期的に勝って来て冷蔵庫に在庫としてスタンバイしています。
忙しくて帰りが遅くなった時や、無性に「てきさす」が食べたくなった時にサッと食べれるので重宝しています。
この日も、帰りが遅くなったので「てきさす」のカレーで手抜き。
ごはんの上にカレーを薄くのばし、その上から薄焼き卵をトッピング。
タマゴの上に、ケチャップとマヨネーズをシャカシャカかけていただきます。
これが、バツグンにおいしいんです♪
家族みんなで顔をそろえて、あったかいご飯を食べればそれだけで十分幸せ。
明日の晩ごはんは、何かな?