前回は、ヘアマニキュアの事を全般的に書いてみました。
前回の記事はこちら ⇒ ヘアマニキュアという選択肢
で、今日はその続きとしてヘアマニキュアの注意点や施術する時に気を付けたい所を中心に書いていきます。
前回の記事では、ヘアマニキュアのいい所ををズラッと書いて上げたのですが、もちろんいい点があれば悪い点もあるのが世の中というもの。明るい部分があれば、暗い部分もあるのが世の常なわけです。
ヘアマニキュアに関して欠点・注意点を先に書いておきます。
- 酸性カラーなので、明るい色には染めれない。
- 色が、頭皮や手などに付着すると落ちない。(落ちにくい)
- マニキュア後、まれに1~2日程度、自然色落ちがある。
- カラーチェンジがしにくい。
といった欠点や注意点があります。順番に見ていきましょう!!
まず、これですが・・・
酸性カラーなので明るい色に染めれない。
ヘアマニキュアはその成分が酸性成分の為に、髪色を明るくすることが出来ません。髪色を明るく染めるには、アルカリ成分の力を借りて化学変化作用で髪を染める通常のヘアカラーでないと色が明るくならないんですね。マニキュアは髪の表面付近に色素が沈着して色を付けるので、明るい色が付けにくいんです。
なので、明るい色に染めたい方にはちょっと不向き。
ただ、アルカリ成分を含んでいないので髪の損傷が無いというすばらしい利点があります。
色が頭皮や手などに付着すると落ちない。(落ちにくい)
ヘアマニキュアは髪にピタッと密着させて色を付ける為に、色が手や頭皮、皮膚に付着するとなかなか落ちません。もちろん、何回も何回も洗剤で洗ったりすると落ちる事は落ちるのですが簡単ではありません。
という事は・・・
そうなんです。ヘアマニキュアは通常のヘアカラーの様に頭皮から塗布出来ないのです。という事は、頭皮ギリギリからハケやクシで塗布する技術がいるので結構難しい作業になります。また、頭皮から塗布出来ない事で根元の伸びを早く感じるかもしれません。
でも、頭皮から塗布出来ない、塗布しないのでアレルギーがあるかぶれやすい方でもマニキュアは使えるという事も言えるわけです。よく、出来てますねー。
マニキュア後、まれに1~2日程度、自然色落ちがある。
ヘアマニキュアの施術後、個人差があるのですがまれに自然な色落ちがある事があります。たとえば、雨に当たったりスポーツをして汗をかいたりという場合がそれで、少し色が抜けて来て、首筋や衣服を汚す事がまれにあります。
なので、マニキュア施術後は1日か2日ほど様子を見ていただければと思います。2回ほど、シャンプーすれば自然色落ちがあることはないので最初だけ少し注意ください。
それと、施術後1日・2日ほどはシャンプーでの色落ちに備えてタオル類は色の濃い物を使うと安心です。それと枕にも濃い目のタオルをかけていただくと完璧。最初だけですが少しご注意を。
カラーチェンジがしにくい
マニキュアは付着力が強力なので、自然に色が落ちるのを待たないとカラーチェンジが出来にくいです。特に白髪染めでマニキュアを使用している場合は、特に白髪のマニキュアは落ちにくいです。専用の薬剤もあるのですが、きれいには落ちないのが現状。自然に2か月ほど時間をおかないといけない時があります。この点も注意が必要です。
と、こういう感じでマニキュアにも欠点があるのですが、それを補って余りある魅力もあるのが現在のマニキュアです。
●傷まない、超自然に白髪を隠せる、かぶれにくい、ツヤがでる、ハリがでる、ブラウンの色味が豊富
と、いい利点がありますので十分検討できるカラーです。
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