きれいなヘアカラーは正しい放置時間がキモ!ヘアカラーの発色と時間の関係。

2015-1111-7

今日は、めずらしく美容師らしい真面目なブログを書いてみます。

というのも、先日のことなんですがあるお客様から

「ウプスさんのヘアカラーはきれいですよねっ」って言ってもらえたんですよ!!

 

あざっす!!

 

お褒めいただいた事に気を良くして、きれいに発色する為にヘアカラーで気を付けている事を書いてみたいと思います。

なにかの参考になれば幸いです。

 

ヘアカラーのメカニズムをさらっとおさらい

きれいに染めるポイントをお話する前に、ヘアカラーの染まる過程を少しおさらいしてみましょう。

 

髪にヘアカラー剤を塗布すると、髪のキューティクルの隙間からヘアカラー剤が髪の内部に侵入する所からヘアカラーの作用が始まります。

下の図を見てください。

color2

図1

(出典:デミコスメティクス

 

第一段階で、髪の内部に侵入したカラー剤は時間と共に発色しながら髪内部に広がっていきます。

さらに時間が経過すると、ヘアカラーの粒子が他の粒子と結びつきどんどん大きな粒子となります。

大きくなったカラーの粒子は、キューティクルの隙間より大きくなるので外へ出る事が出来なくなり、髪内部にとどまって発色し髪色を染める事が出来ます。

 

この時に非常に大事な要素が実は時間なんですよ。

 

この下の図を見てください。

color1

図2

(出典:デミコスメティクス

 

この図は、ヘアカラーと時間の関係を表している図で、見てわかる通りどのカラー剤もだいたい塗布後30分で染まる明度(明るさ)はピークになりその後は時間を経過しても染まり具合には関係ない事がわかります。

という事は、塗布後少なくとも30分は時間を放置しないとカラー剤のピークは迎えないという事らしいです。

 

そうなんです。きれいなヘアカラーは放置時間がただ一つのポイント。

2016-213-3

 

こうしてヘアカラーの染まる過程や時間の関係を見てみると、カラー剤を塗布して放置する時間は30分は置いた方が良いという事がわかります。

そうなんです。きれいに発色したヘアカラーは放置時間がとっても重要だったんですよ。

 

お店で使用しているカラー剤のメーカーの方も言っていたのですが、「30分は時間を置いてください」って言っていたのは正にこの事だったんです。

なので、ウプスではカラー後の放置時間はたっぷり30分は時間を置いてチェックしているというわけです。

 

お客様には長い時間だなぁーと思うかもしれませんが、きれいに発色するためにはこの時間は重要なんですよ。

 

2015-1030

2015-1029-2

2015-1027

 

こうして比べてみると、ヘアカラーの色味ってすごいですよね。

 

今日は、ヘアカラーと時間の関係についてでした。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください