店長に「お店に戻って来て」って呼び戻されました。美容師になるぞ!part13

2015-1216

前回までのお話は・・・

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楽しかったカットスクール

自分が借りたアパートから、カットスクールまでは電車で30分ぐらいの距離。途中で乗換えを1回してカットスクールに通う毎日。

朝はスクールに8時30分頃着くと、カットスクールの生徒全員で抽選。

なんの抽選かというと、朝9時30分にスクールにモデルで来る方の担当を決める抽選です。

 

■カットスクールのシステムはこうです。

スクールという名前が付いているものの、実際はそのスクールが運営している美容室で、普通の美容室より利用料が安く設定されています。

カットで、2,000円。パーマで4,000円。カラーは無し。

その代り、カットを練習に来ている生徒が担当するというシステム。講師の方は、1人で生徒を3人ぐらいフォローして感じで、実際にカットを教えながらモデルさんをカットするというもの。

 

受付時間は、午前と午後と2回に分かれていて、午前の部は朝9時30分からオープン。午後の部は1時30分からオープンという感じ。

近隣のお店よりはるかに安くカットやパーマが出来るので、サロンに来るお客様の数がハンパないです。

1日で60名から80名ぐらいの方が毎日いらっしゃって、モデル探しには苦労しない感じでした。

 

それまで、自分のカット練習は人形がメインで人間のモデルで練習するという発想がその当時は無かったので度肝を抜かされました。

 

くじ運がいいと、1日2回担当者になれる

で、くじ運がいいと午前と午後とお客様を担当出来てその分早く技術が身につきます。くじから外れると、他の生徒のヘルプといって手助けに行ったり、床を掃除したり講師のカットを横で見たりととっても充実した時間が持てました。

 

さすがに、人間でのカットはとても勉強になり人形を切っている時とは全然違う感覚があります。

これは、すごく勉強になって毎日毎日カットするごとに上達するような。

朝から夜まで、カットやパーマをずっと行ったり見学したり本当に為になるスクールでした。

 

そんな生活が2ヶ月ぐらい経ったある日、以前のお店のオーナー店長から電話があって「悪いけど、早めに帰って来てほしい」って。

まだ、カットの勉強はカリキュラムが残っているので、それを消化したらとりあえず帰りまって返事して電話を切りました。

 

カットスクールに来る時、オーナーからは自分の気がすむまで勉強して来たらいいよといわれていたので、何があったのか電話口で聞いたのですがそれは帰って来てからって事で会話が終わったんです。

 

本当は、もっとスクールで勉強したかったんですが、とりあえずカットコースのカリキュラムが終わった段階で石川県に戻りました。

そこで待っていたものは・・・

 

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