この間、ネットサーフィンしていたらとっても気になる記事を見つけてしまいました。
米露の研究チームが、薄毛治療で幹細胞を使った新しい方法で毛を生やすことに成功したという記事。
薄毛で悩む男性に希望の一筋が見えるかもしれない重要なニュースなので、皆さんとシェアー。
研究室で無限に作り出せるところが新しい
髪のメカニズムは、まだはっきりわかっていない事柄がたくさんあって、薄毛のメカニズムも良く分かっていません。
毛根の先にある「毛乳頭」という場所に何らかの原因があるらしいという所まではわかっているのですが、その先のどうやったら髪が生えてくるのか?みたいなところはまだ闇の中です。
それを発見するとノーベル賞間違いなしと言われるほど、毛髪の発毛メカニズムは秘密のベールに包まれたままなんです。
ところが、このニュースによるとなんか髪が生えてきそうな雰囲気がしてきます。
まずは、記事をちょっと紹介してみますと・・・
米露の共同研究チームが、あらゆる種類の細胞に分化する能力を持つヒトの「幹細胞」を使って、毛髪を生やすことに成功したと1月29日までに発表した。
その成果は米科学誌プロスワンに掲載された。幹細胞を毛髪を生やす「頭髪毛乳頭細胞」に分化させ、マウスに移植し、ヒトの毛髪の生成を確認した。
今後、人体での臨床実験を行っていく計画だ。成功すれば、研究室で無限に培養できる幹細胞を使った画期的な薄毛や抜け毛の治療法になるとの期待が高まっている。
つまり、人の幹細胞を髪が生える時に必要な「頭髪毛乳頭細胞」に特殊な手順でもって作り変えた事に成功して、実際にマウスで試したら人間の毛髪が本当に生えた!というものです。
ここで出てくる幹細胞というものは
分裂して自分と同じ細胞を作ったり、別の細胞に分化する能力を持つ細胞。人体の組織や臓器に成長する源となる。
ものだそうで、幹細胞のおかげで人の体が作られているという事らしいです。人の体や臓器は幹細胞によって出来ているというぐらい頼もしい細胞だそうです。
その頼もしい幹細胞を、髪が生える時に必要な毛髪細胞に作り変えることが出来て、なおかつ、無限に実験室で作ることが出来るという所が新しいすごい発見だという事ですね。
今までの先端の薄毛治療法は、自分の頭に残る毛髪を作り出す組織を移植するのが最先端の研究だったのが、人の体以外でも髪を生やす事が出来る細胞が培養できるのがすごいです。
もし、これが現実になれば培養した細胞さえ移植してもらえば髪が生えてくる可能性があるんですよ。
ハゲで悩む、男性・女性にとってはまさに大発見です。
この実験は、次の段階として人間をモデルにさらに研究を進め将来の実用化も視野に入れてさらに研究を進めていくようです。
頑張って成功させてほしいですね。
この詳しい記事はこちらになります。
元記事:iZAイザ・ニュース