今日はまじめに髪の毛の事についてのブログです。
生まれた時から、頭には髪の毛が生えていますよね。自分もこんな仕事をしているので、自分の子供が生まれた時は真っ先にどんな髪の毛かを見ました。
上は男の子なのですが、生まれた時からそれなりにフサフサしていてはげていない事に感動したのを覚えています。
2人目は女の子で、この子は少しはげ気味でうっすらした髪の毛でした。しかも、髪が伸びてもロックスターの様に髪が総立ちでずーっと立っていました。
人にとって大切な髪の毛ですが、案外その正体をみなさん知らないと思うのですね。
生まれた時から当たり前の様に、頭についているので真剣に髪について考えたことなどないと思います。
なので、改めて髪について語ってみたいと思います。
髪の正体は、ほぼタンパク質です
髪の毛は意外かもしれませんが爪の成分とほぼ同じで、そのほとんどはタンパク質で出来ています。
爪は見るからに硬そうでしっかりしているのですが、髪の毛はふにゃっとしていて弱そうですよね。
でも、実は髪の毛もとっても強いのです。だって、高温のストレートアイロンを使用する縮毛矯正でも髪はびくともしません。
タンパク質でも実にいろいろのタンパク質があって、髪や爪のタンパク質は「ケラチンタンパク質」という熱や刺激に強いタンパク質で出来ています。
髪の成分構成はこんな感じです。
- ケラチンタンパク質:80~85%
- メラニン:4~5%
- 水分:11~13%
- 脂質:1~6%
実に髪のほとんどが、ケラチンというタンパク質で出来ているのがわかると思います。
ケラチンタンパク質って何?
この髪のほとんどを構成しているケラチンタンパク質。
では、ケラチンタンパク質とはいったいどんなタンパク質でしょうか?
ケラチンタンパク質とは、18種類からなるアミノ酸の総称で弾力があり水分を多く含む弾力繊維の様なタンパク質です。
アミノ酸って良く聞く言葉だと思いますが、食事の栄養素の事柄などで良く出てくる言葉です。
この18種類のアミノ酸の中には、必須アミノ酸と言われる9種類の物も含まれています。
必須アミノ酸も良く聞きますよね。
人間の体内で作られないアミノ酸で、食事で補給しないといけないアミノ酸です。
こうして見てくると、髪の毛って食事がすごく大事だと思いませんか?
人間の体もそのほとんどがタンパク質で出来ているし、髪の毛もほぼタンパク質で出来ています。
しかも、食事でしか摂れない必須アミノ酸も髪の構成成分として欠かせないので、きれいな健康な髪には栄養が大事というわけです。
良質なタンパク質を食べましょう
食事が髪にとって大事というのは、こうした理由だったのですがでは髪にいい食事とはどういう物でしょう?
こういう物を積極的に食べるようにすると良いようですよ。
必須アミノ酸を多く含む植物性タンパク質
大豆などの豆製品、イモ、白米、玄米、麺類などがいいようです。
特に、大豆は栄養素の宝庫で大豆で出来ている豆腐や煮豆なんか特に良いようです。
あと、豆乳。豆乳は吸収率がすごく良いそうなので定期的に豆乳を食事に取り入れましょう。
緑黄色野菜
髪の成分となるタンパク質には、緑黄色野菜などのビタミン類も大切な食品。
特に、赤や黄色のパプリカやピーマン、カボチャ、トマト、ニンジンなど色が付いた野菜が良いとされています。
色の付いた野菜は見た目でもおいしそうに思えるので、我が家でもパプリカは良く登場します。
根菜野菜と海藻類
以外かもしれませんが、根菜野菜も髪に良いようです。
食物繊維を多く含む根菜野菜は、腸内掃除の役目として大切な食品。
腸の中をきれいにしておけば、栄養素の吸収も良くなるのでタンパク質と合わせて食べる様にしましょう。
海藻類も繊維質が多くあるので、のりやコンブなども摂るようにしたいものです。
動物性タンパク質は食べ過ぎに注意
タンパク質と言えば、真っ先に思いつくのが肉や卵などの動物性タンパク質。
でも、これら動物性タンパク質は食べ過ぎると体内に蓄積されて体内脂肪となるので少量で良いみたいです。
食べるなら、豚肉や鶏肉の脂肪分の少ない肉を少量食べましょう。
まとめ
つい長くなってしまいましたが、髪は食事と密接に結びついているのですね。
要は、バランスの良い食事は髪の毛の為だけではなく体全体にとってもいいのですね。
彩り良く、野菜中心の食生活を心がけたいものです。
たまには、こんなまじめなお話も。。
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