髪を分けると白髪が出てくる!!
こんな悩みを持つお客様が結構いらっしゃいます。
ある程度、年齢を重ねてくると髪の悩みもいろいろ出てきます。
特に白髪は、一度出だすと元に戻らないどころか増える一方なので悩みがつきません。
そんな白髪を、少し明るめのヘアカラーで染めてオシャレ度を上げるそんな方法について書いてみたいと思います。
オシャレ染めと白髪染めのコラボレーション
一般的に、白髪染めの薬剤とは白髪をしっかり染める為にブラウンの色が濃い物を中心に使います。
オシャレ染めのカラーよりも暗めに仕上がるのはその為で、そうしないと白髪が染まってくれないんです。
その証拠に、オシャレ染めの明るめの薬剤で白髪を染めても白髪は染まらず少し薄い色が付く程度ではないですか?
明るいヘアカラーでは、カラー剤の色が薄いので白髪は染まらず白髪が浮いてしまいます。
白髪をしっかり染める為には、色を暗めにしたカラー剤を使用しないとうまく染まってくれないのです。
でも、最近の白髪染めに関してのお客様の要望は「出来るだけ明るい白髪染め」を希望するお客様が増えています。
それは、白髪年齢の低年齢化があるので若いお客様が白髪を染める時には明るめで染めたいという要望が多いからです。
近頃は、おばあちゃんでも真っ黒な白髪染めは敬遠されるので若い方ならなおさらです。
そこで、最近考えられたのがオシャレ染めと白髪染めのミックス方法です。
例えば、こんな感じです。
この写真の薬剤は、マットカラーのオシャレ染めの11番のカラーです。
マットというのはグリーン系の色味の事で、日に当たると少しグリーンぽく見えるカラー剤です。
これは、オシャレ染めの11番なので割と明るく色が出るタイプです。
そして、これ。
これは白髪染めのカラー剤で、ブラウンの6番の色です。この色は、標準のブラウン色で白髪も良く染まる色になります。
これ単品で使うと濃い目のブラウンで白髪もしっかり染まるカラーです。
で、ここからなんですが上の2つのカラー剤をミックスして使うというのが今日のお話です。
オシャレ染めの、マット11番と白髪染めのブラウン6番を混ぜて使います。
混ぜ方は、マット11番が3に対してブラウン6番が1の割合。つまり、3:1でミックスして明るめのマットブラウンに染めるのが今風明るめ白髪染めというわけです。
こちらのお客様は今日いらっしゃったお客様で、今日初めて白髪染めをされたお客様。
今まで、オシャレ染めのマット11番で少し明るめのカラーリングをしていらした方です。
まだ、そんなに白髪も多い事はないのですが髪をかき分けると白髪が出てくるのがイヤで目立つと抜いてしまうそう。
それならばと、ミックスでの明るめ白髪染めを提案させていただきました。
暗くならずに、きれいに染まったので良かったです。
この方法を使えば、オシャレ染めのヘアカラーを使えるので色が豊富にあるところがウリです。
どうしても白髪染めって色味が限定されます。
その点、このミックス方法なら色味が多くて好きな色を試せていいです。
明るめで白髪染めを楽しみたい方は、ぜひぜひ!!
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