NHK SONGSで熱唱する長渕剛さん。長渕さんはテレビであまり歌う事がないので、録画してありました。その録画してあったSONGSを昨日の夜見たのですが、やばいぐらい感動してしまいました。
歌はもちろん良いのは分かりきっているのですが、観客とのトークが実にすばらしく震えてしまいました。
NHKのスタジオでのファンを招いてのライブ。長渕さんのファンが大勢いたのですがその中に現役のお笑い芸人さんがいました。で、その芸人さんが長渕さんにこう質問しました。
芸人さん:長渕さんの「逆流」という歌を聴いて、友人とコンビを組んで芸人としてやっていこうと決断して上京したんですがなかなか売れずに今まできました。長渕さんが売れた瞬間というかそういう状況になった時、どう感じたか教えてほしい。
長渕さん:俺は売れたいって思った事はないね。俺にはとにかく歌しかなかったからひたすら歌を書いていたね。よし、歌うたいになろうと決めて上京するまでには300曲の歌を書いて東京に出て来た。でも、東京に出てきて使った歌は300曲の内の2曲しか使わなかった。あとは、東京出て来てからまた一から歌を書いたね。とにかくたくさん歌を書いたね。
長渕さん:芸人さんで言えば、ネタだよね。たくさんネタを書いて頑張る。そうするとね、次は誰かが助けてくれる。階段は一人では登れないからね、誰かが頑張っている姿を見たら必ず誰かが助けてくれる瞬間があるんだよね。助けて助けてじゃなく、必死になってネタを書いて頑張っているとね、そういう時が必ずある。一人じゃないからね。
こんな感じのやり取りがあって、そのお笑い芸人さんの為に長渕さんがギターで逆流を歌うわけ。「わぁーっ」て自分も泣けてきました。
長渕剛の魂っていうか、そうやって歌を作って来たのかと思ってただただ感動しました。やっぱり、一流の人は一流になるだけの努力や経験を積んでいるんだなぁーと改めて思った夜でした。
むかし、自分も長渕剛が好きで「巡恋歌」「祈り」「おいらの家まで」「順子」などなどシングル盤のレコードを聴きまくっていたのを思い出してしまいました。
そんな、長渕剛さんのNHKライブの様子がスペシャル版として7月19日の0:10~(金曜深夜)でオンエア。これは、見ないとです。
純恋歌→巡恋歌
文馬さん、こんにちは!
コメント・ご指摘、ありがとうございました!
訂正させていただきました<(_ _)>