コロナ、コロナと毎日たくさんこの名前を聞きますが、いろんな意味で生活が激変しました。
その最たるものが、自分的には「手洗い」です。
たぶん、この一か月の手洗いの回数は、自分が生きて来た数十年分の手洗いの回数よりはるかに多いと思います笑
こんなに真剣に手洗いに生きがいを感じている事に、自分でも驚いています笑
ここに手洗いの効果について、こんな事が書かれています↓↓
ここに書かれている通り、手には細菌は約100万個付着しているそうです。
それを1回の手洗いで(10秒の手洗い・15秒のすすぎ)数百個まで落とせるそうです。
さらに、二度洗いすると数個まで細菌を落とすことが出来るそうです。
なので、自分はこの事を知ってから手を二度洗いしているので、人生の中において今が手洗いの旬です笑
消毒液が店頭から消えました
さて、手洗いの件はこれぐらいにして本日の本題ですが、困ったことに消毒液が薬局から姿を消しました。
実は、理美容所は理容師法・美容師法によって「消毒」が義務化されています。
我々ウプスでも、保健所の指導の元、器具や道具類の消毒をこのコロナ騒動とは関係なく日常的に行っております。
そんな消毒なのですが、一般的には「エタノール」という薬品を使って日々の消毒を行っておりました。
ところが・・・です。
この新型コロナウィルスの流行によって、我々美容師や理容師が使う「エタノール」が市場から忽然と消えてしまいました。
何故かと言うと、美容師や理容師や医療関係者でもない一般の人々も、ご家庭で消毒をする様になった為にドラッグストアからエタノールなどの消毒液が無くなってしまいました。
今までは、エタノールなんて誰の目にも止まらなかった「日陰」の商品だったのに、このコロナの影響で一躍スターダムにのし上がってしまいました。
今や、どこのドラッグストアに行っても「エタノール」はお目にかかれなくなってしまいました。
ミルクボーイ的に言うと、「あんなもの誰も知らへんで!! それエタノールちがうな~」って感じです。
業務用のお店(アスクル・モノタロウ)でも、すべて完売しているんですよ。ヤバ~~
そんなわけなので、ウプスで在庫しているエタノールも少なくなって来ているので、代わりに「次亜塩素酸ナトリウム」を使った消毒も併用しながら頑張っております。
次亜塩素酸ナトリウムを使って簡単に消毒液を作ろう
↑ここにも書いてあった様に、次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒液も奨励されているので、ご家庭での消毒にも使えますよ。
作り方も、ご家庭であるもので簡単に作れるので、消毒液が無くて困っているお客様は参考にしてみてください。
▲まず、水道水を500cc用意します。
計量カップできっちり計って頂けるとバッチリ。
▲500ccの水を容器に移します。容器はなんでも大丈夫なので、ご家庭にあるボウルでもペットボトルでもなんでもいいですよ。
▲次にこれです。
どこのご家庭にでもある塩素系漂白剤の「ハイター」です。
ハイターの主成分は「次亜塩素酸ナトリウム」なので、これで立派な消毒液が作れます。
▲先ほどの500ccの水の容器に、ハイターをキャップ半分を投入します。
これで、0,05%の「次亜塩素酸ナトリウム」消毒液が完成します。
良くかき混ぜて、スプレーボトルに移し替えて、ドアノブや冷蔵庫、取っ手やテーブルなどの消毒に利用できます。
新型コロナウイルスやノロなどにも効果があるので、菌が気になる方は「シュッシュッ」と拭き掃除しましょう。
(応用)
上の分量は、500ccの水に対しての消毒液の作り方です。
1Lの水で作る場合は、ハイターはキャップ1杯の分量になります。
この「次亜塩素酸ナトリウム」消毒液ですが、使用する場合の注意点があります。
成分がハイターなので、洋服とかに付着すると「色剥げ」する場合がありますので、お気をつけください。
あと、必ず「水拭き」をして仕上げる事。
そして、作り置きが出来ないので作ってから2日以内に使い切る事。
ちょっと面倒ですが、この3点さえ守れば「エタノール」が手に入らなくても十分満足な消毒が行えますよ。
ウプスでは、クシやピンの消毒で使用しています
ウプスでは、この「次亜塩素酸ナトリウム」消毒液はクシや髪留めクリップなどの消毒用として使用しています。
約10分浸してから流水で流せば、十分な消毒効果が得られるので、貴重なエタノールの代わりとして重宝しています。
ハイターなら、手に入りやすいですからね。
本日は、ちょっとマニアックな消毒のお話しでした。